4つの表現を、きちんと覚える
あいさつ、「お願いします」、「これをください」、「ありがとう」で、ほとんどの食事は乗り切れます。しかも現地語でたどたどしく言うほうが、英語で流暢に何かを言うより効きます。あいさつは旅行者が思う以上に重要です。フランスで小さなレストランに「bonjour」なしで入ると、その後どれだけ丁寧にしても取り返せない形でやり取りが始まってしまいます。できれば「1」と「2」も覚えておくと、指を立てずに人数を伝えられます。
40の表現ではなく4つを覚えてください——あいさつ、お願いします、これをください、ありがとう。そして料理は、店員が見たこともない訳語ではなく原語で指し示すこと。あとはほとんどが現地の作法です。カウンターで頼むのか席で頼むのか、昼の定食が得なのか、伝票は勝手に来るのか頼むものなのか。語彙より、そこを外さないことのほうが効きます。
最終更新:2026年8月23日
あいさつ、「お願いします」、「これをください」、「ありがとう」で、ほとんどの食事は乗り切れます。しかも現地語でたどたどしく言うほうが、英語で流暢に何かを言うより効きます。あいさつは旅行者が思う以上に重要です。フランスで小さなレストランに「bonjour」なしで入ると、その後どれだけ丁寧にしても取り返せない形でやり取りが始まってしまいます。できれば「1」と「2」も覚えておくと、指を立てずに人数を伝えられます。
料理を決めたあとの典型的な失敗が、店員に日本語訳の名前を見せることです。日本語のメニューを見たことはなく、訳し方も独特かもしれず、要するに手間を相手に押しつけたことになります。代わりに印刷されたメニューの行を指すか、スマホに原語の表記で名前を出してください。現地語で料理を表示できれば、気まずいやり取りが2秒で終わり、「たぶんこれだろう」と出されるリスクも消えます。
ここは口頭で即興しないこと。現地語で書かれた一行——「豚肉なし」「甲殻類なし」「ナッツが食べられません」——なら即座に伝わり、騒がしい店内でも聞き間違えられません。断定的に、単純に書いてください。含みのある言い方は「少しなら大丈夫」と訳されてしまい、それはあなたの意図ではありません。好みではなく医学的な制限なら、そう明記してください。厨房は両者を別に扱いますし、そうあるべきです。
海外での注文の混乱は、言語よりも仕組みの問題です。いくつかの型が多くの国をカバーします。
スペインのmenú del día、フランスのformuleやprix fixe、イタリアのpranzo di lavoro、ドイツのtagesmenü。ほとんどの国に、観光客ではなく近所で働く人のための昼の定食があります。安く、その日厨房がうまく作れるもので、選ぶ手間の大半を省いてくれます。迷って翻訳の根気が尽きたら、それを頼んでください。
フランス、イタリア、スペインでは頼むまで伝票は運ばれず、行儀よく待っていると30分が消えます。店員と目を合わせて頼むか、空中に字を書く小さな仕草をしてください。ほぼどこでも通じます。チップの慣習は国によって差が大きいので、出発前に30秒調べる価値があります。ヨーロッパではサービス料が最初から会計に入っていることが多く、米国ではたいてい入っていません。